APE100、XR100用のCDIを作っています。
前回は赤でしたが、今度のロットは青です。写真では明るめに写っていますが、実物はもっと深みがあって、いい色に仕上がっています。性能には何の関係もないですけど(笑)。
今週末のテストで始動性を改善するためのアップデートが確認できたら、順次リリースしていく予定です。
APE100、XR100用のCDIを作っています。
前回は赤でしたが、今度のロットは青です。写真では明るめに写っていますが、実物はもっと深みがあって、いい色に仕上がっています。性能には何の関係もないですけど(笑)。
今週末のテストで始動性を改善するためのアップデートが確認できたら、順次リリースしていく予定です。
ずいぶん間が空いてしまいましたが、久しぶりの更新です。
前回は進角マップでしたが、今度は燃調です。
上がHRCグロムの燃調マップ(補正ゼロ)、下が旧型純正グロムの燃調マップです。
吸気温センサー、油温センサーは未接続で計測しています。純正もHRCもリミッタは9200rpmで効くようです。
吸気温センサーをつながなかった時の代替値が純正グロム35℃に対してHRCグロムが30℃という違いがあります。
ゼロマップでの比較だとアクセル中開度の噴射量がHRC GROMの方が少し多めかなという感じでしょうか。HRC GROMの方はここからマップの書き換えができるのでベースマップの比較はあまり意味がないかもしれませんが、噴射時間の絶対量のデータということで。
少し前にHRCからリリースされた、GROMのHRCモデル。
いつもの所からECUの解析を頼まれました。
HRCグロムのECUはマップの書き換えができるもので、純正のグロムとはピン配置も含めて全く違いますが、コネクタは同じなので注意が必要です。
吸気温センサー、油温センサーは未接続です。
HRCグロムの進角マップです。
下が同条件で計測した旧型純正グロムの進角マップ。
上死点とピックアップの正確な位置関係が分からないので、進角の絶対値はあまりあてになりませんが、進角の変化の様子を見ると、HRCグロムでは旧型純正で見られる全開域、7500rpm付近の遅角がなく、回転数とともに徐々に進角しています。
イージーラップミニのHRCロガー接続モデルの販売を開始します。
イージーラップミニHRCロガー接続モデル 税込32400円
イージーラップミニにHRCロガーと接続して、ロガーへラップトリガーを出力できるインターフェースを搭載しました。センサーは磁気、赤外線のどちらにも対応しているので、磁石の埋まっていない海外のサーキットでも使用可能です。
イージーラップミニのHRCロガー接続モデルを6月上旬に販売開始します。
イージーラップミニフルキットHRCロガー接続モデル (予定価格:税込32400円)
イージーラップミニにHRCから販売されているロガーにラップのタイミング信号を出力するためのカプラーが付いています。HRCロガーとはカプラーオンで直接接続でき、追加のアンプなどは不要です。
最近は、国内だけでなくアジアを転戦するレースも増えてきましたが、海外のサーキットはほとんど磁石の設置がされていません。イージーラップのラップセンサーは磁気、赤外線のどちらでも計測が可能なので、世界中のどのサーキットでもラップタイム計測が可能です。
国内だけでなく、海外遠征も検討している方には特におすすめです。
先日、新モデル、イージーラップミニの販売を開始しましたが、大型の見やすい画面で、赤外線、磁気のどちらでも計測可能な旧モデルイージーラップの在庫もまだあります。旧モデルは価格を改定し値下げして販売します。
イージーラップ フルキット(赤外線トランスミッタ付) 22600円 → 18600円 (税込 )
イージーラップ エコキット(赤外線トランスミッタ無) 19500円 → 13500円 (税込 )
在庫限りとなりますが、お求めやすい価格になりました。この機会にぜひお試しください。
赤外線と高感度磁気センサーを搭載した低価格ラップタイマーのイージーラップに新モデルが登場です。
全日本選手権や8時間耐久などでも多くの実績があるハイブリッドセンサーはそのままに、ディスプレイユニットを小型化しました。
ディスプレイユニットはアルミ削り出し&ブラックアルマイトの外装で、防水性も備えています。
表示はラップタイムの他に周回数、電池残量のインジケータも追加されています。
どこでも使えるラップタイマーをこの機会にぜひ!!
油圧センサーをブレーキラインに取り付けるためのアダプターです。
ダブルバンジョーボルトで取り付けます。今回はリアブレーキのマスターにつけるそうです。
最近のマシンはエンジン回転や車速はもちろん、サスのストロークやら、ブレーキの油圧まで、何でもロガーに記録されます。
さすがにロガーの入力ポートも一杯になってきたようなので、このあたりでセンサー関連の削り物は最後になりそうですかね。
試作した燃料計をテストしてきました。
多少のバグは見つかりましたが、基本動作は問題なく、燃費のデータなども詳細に取ることができました。CANで残燃料のデータを2Dにリアルタイムでロギングしているので、アウトラップやインラップもも含めて各ラップごとの燃費変動の様子も見ることができるのは便利ですね。
今回は正確なガソリンの計量装置を持っていかなかったので、補正値を調整して計測精度を確認するところまではできませんでしたが、2~3%位の誤差には押さえられそうな印象でした。
CBR1000の場合は燃料消費のパルス信号がECUから出ているので、比較的シンプルなのですが、そのようなパルスを出力していない車種にも使えるように、インジェクターの信号を横取りして燃料消費量を計測できるように修正をしてみる予定です。
GROMなどインジェクション車両の耐久などにも使えるかもしれません。
耐久レース用の燃料計を作っています。
ECUから出てくるフューエルパルスを検出して、燃料の残量がカウントダウンしていきます。カウントは1cc刻み。
当然、燃圧やインジェクタの個体差によって実消費量と表示のずれが予想されるので、補正値を入れて修正をします。
CANのインターフェースが実装されていて、CAN経由で2Dロガーに残燃料データを送ることができるので、走行状況と燃費の関係をあとからロガーで解析することが可能です。
実車との接続テストも何とか動きそうだったので、来週末に実戦テスト投入です。
波乱の少ないレースならあまりメリットはないかもしれませんが、雨とかセーフティーカーとか状況が大きく変わるような場合は結構面白いツールになるんじゃないのかなと思っています。
うまくいくといいのですけどね....。