ようやく部品が揃ってクイックシフターの試作第二弾が完成しました。
Z125のノーマルシフトペダルにも無加工で何とか取りつけられました。
最初の試作では、圧力センサーの中にアンプなどの回路を詰め込んでセンサーをECUと直結して使えるように設計しましたが、実際にテストしてみると調整がしにくいとかいろいろ問題があったので今回はセンサーと制御回路を別設計にすることに。
CPUを積んで処理ができるようになったので、押し引きの切り替えやカット時間の設定などいくつか機能を追加することができました。
荷重設定も数字で確認できるのでわかりやすい。
テスト車両のZ125は、単純にキルスイッチをアースに落とすという方法では駆動をカットできないので、インジェクタの配線に割り込んでインジェクションをカットすることで駆動をカットします。
カット時間を40msに設定して街中を実走。意外にも(?)あっさり動きました。ギアが4速しかなく、ギア間が広いせいか、あるいはまだカット時間の設定があっていないのか、シフトアップ時に微妙にぎくしゃくすることがありますが、なかなか楽しいですねこれ。
街中だと、なかなかシフトアップの回転数まで引っ張れないので、次はミニバイクのコースでテストしたいですね。