次はGROMのインジェクタに入っている信号波形です。
インジェクタには2本の線が入っていますが、黒青の線は12V固定、桃緑の線がECUでコントロールされています。下のオシロ画面の緑の波形です。
Lo(GND)になるとインジェクタのコイルに電流が流れてソレノイドバルブが開きます。なので、Loになっている時間が燃料を噴いている時間ということになります。
コイルに流れている電流を急に切ると、一瞬高電圧のピークが出てきます。イグニッションコイルはこの原理を使って高電圧を作っています。
この信号も、ピーク波形を含めてCPUに入力するには電圧が高すぎるのでクランプ回路を通したものが黄色の波形です。
この信号のパルス幅をCPUで計測して、純正ECUの燃料噴射量を解析します。