GROMのピックアップ波形です。
ECUの動作のベースとなる信号です。配線で言うとクランクパルスジェネレータの青黄の線。
ローターのタイプで言うと12-3というやつになるんでしょうか。
12分割された位置に9個のマグネット、残りの3個分が歯抜けになっていてクランクの角度が分かるようになっています。クランク一回転で9発のパルスが出ます。
回転数が上がるとピックアップのピーク電圧も上昇(~数十ボルト)していくので、CPUの様な低電圧(5V)の回路に入れるには高電圧やマイナスの電圧をクランプする回路を入れる必要があります。
で、そのような回路を入れたのがこれ。
下の黄色がクランプ回路通過後の信号。0-5Vのパルスになっています。緑のピックアップ信号は20V/divです。
ピックアップ信号は立ち上がりが少し緩やかなので、ピックアップの立下り、クランプ回路通過後の信号では立ち上がりを基準に選ぶのが良さそうですね。